敷金返還がされない賃貸借契約
日立市の複合商業施設「さくらシティ日立」が、来月15日前後に閉鎖するそうなんですが、理由は施設運営費の協力を得ていたリーマン・ブラザーズが経営破綻したことが影響したのことで、貸主に問題があるの明確です。
それなのに、賃貸借契約の早期解約だけではなく、敷金返還が困難で、退去費用も負担できないという理不尽なもの。中には3,000万円相当の痛手を負った美容室もあるようで、大きな施設だからと言って安心できない世相が分かります。例え、賃貸借契約によって敷金返還が守られていたとしても、貸主が債務超過で倒れてしまえばどうなるものでもないようです。