野良猫に餌を与え続けて規約違反で訴訟
プロ将棋棋士も元名人の方が自宅のある集合住宅で野良猫に餌を与え続けているのは規約に違反するとして、管理組合や住民から餌やり中止と慰謝料など約640万円の損害賠償を求める訴訟が起こされていたことが10日、分かった。
訴状によると、東京都三鷹市にある2階建て集合住宅の自宅玄関前や庭で、野良猫に朝晩、餌を与えるようになった。集まる猫が一時的に十数匹に達したこともあり、住民は汚れや異臭、自動車の屋根を傷つけられる被害を受けたとしている。
管理組合側は2002年11月、居住者に迷惑を及ぼす恐れのある動物の飼育禁止を定めた規約に違反するとして、このプロ将棋棋士元名人にやめるよう求めたという。
マンションの管理規約は住む方の最低限のルールです。それを承知で住んでいるのですから、それを守らず餌を与え続けたのは、明らかにマナー違反です。マンションに住まわれる方は注意が必要です。