マンション最上階から通行人に水かけ逮捕
地上約30メートルのマンション最上階(11階)のベランダから真下を歩いていた通行人親子に大量の水をかけたとして、警視庁は暴行の疑いで2人の20代男性を逮捕したとのことです。水をかける行為を暴行容疑で立件したのは異例でとのことです。
動機は悪ふざけが原因で、今回の事件では通行人親子はずぶぬれにはなったが怪我はなかったとのこと。通常、逮捕立件まではいかないとのことですが、同マンションではこの件を含めて複数回、上層階から水をかけられる被害が起きており、住民不安が高まっていたことや、犯行が悪質なことなどから、暴行容疑の適用に踏み切っての逮捕とのことです。
このようなケースを準用するとマンションで問題になるベランダからのタバコのポイ捨てなんかも逮捕される可能性がありうると考えられます。下層階の方の洗濯物や布団などに引火する可能性もなきにしもあらずだからです。
なお、こういった悪質な居住者には管理組合に集会決議の4分の3以上にて強制退去を踏まえた訴訟を行う権限を付与していますので、注意しても改めない悪質居住者がいる場合は、管理組合の集会で議題にあげてみてはいかがでしょうか。