マンションもソフトの時代に
トラブルではなく、マンションのソフトに関するご報告です。
東急不動産は平成21年秋より販売を始める分譲マンション「ブランズ砧」に子会社の東急コミュニティーが提供する駆けつけサービス「家族力・プラス」を提供すると発表した。立地や設備だけでなく、ソフト面でも他社マンションと違いを打ち出す。今後の反応を見て、他マンションへの導入を検討していくとのことです。
なお、家族力・プラスは「水回りの修理やガラス修理・交換などの緊急駆けつけ」「家具・建具の異動、高所清掃といった駆けつけ・手伝い」「介護支援などのシニアサポート」――などを提供。ブランズ砧ではこうしたサービスを無償で10年間受けられるようにする。同様のサービスはほかの管理会社なども手掛けているが、マンションで標準として提供するのは珍しいとのことです。
どのような仕組みかは定かではありませんが、ハードや設備の優劣そのものがつきにくくなっている今、価格や立地以外の他の競争軸として、ソフト面に注目している点が大変興味深いものがあります。今後、どのように発展していくかが大変楽しみです。