住宅サッシ規格統一 5社来春メド、改築で交換手軽に
トステムやYKKAPなど住設機器メーカーが住宅用サッシの製品規格を統一するとのことです。メーカーごとに異なっているサッシのサイズを共通化し、来春をめどに業界全体で約1600種類ある寸法を3割強減らす方針のようで、住宅着工戸数の減少が続くなか、商品点数を絞り在庫を圧縮したい考えのようです。メリットとしては、規格が統一されれば住宅の設計や施工の合理化にもつながり、かつ、消費者にとっては改築時に別のメーカーの製品と取り換えやすくなる利点もあります。
※規格統一は三協立山アルミ、新日軽、不二サッシを加えた主要5社が大筋で合意。年内に統一規格案をまとめたい考え。
メーカーにとっては、規格統一することで、サッシを取り換えるときに、別のメーカーに逃げられるのが嫌かもしれないですが、リフォームの現場では、急の場合に在庫がなく時間がかかる場合は、別メーカーでも同一規格であるのであれば、大変便利だと言えます。この規格統一の考えは、以外に一品生産である住宅に早く普及していただきたいものです。