悪質な家賃滞納者をデータベース化
賃貸住宅の管理会社や家賃保証会社などで構成する日本賃貸住宅管理協会は、悪質な家賃滞納者を見分けやすくなる情報データベースを構築すると発表したとのことです。保証会社が滞納分の家賃を入居者に代わって弁済した履歴を登録し、入居申込時に照会する仕組みになりそうです。
データベースの運用開始は1~2年後の予定で、保証会社による弁済履歴に加え、氏名や生年月日、携帯電話番号などの個人情報も登録する。ただし、閲覧は保証会社に限り、管理会社や物件のオーナーは利用できないとのことです。
家賃を滞納したことのある人が保証を受けられず、入居しにくくなる可能性があり、居住者の支援団体などからは反発も出そうだという意見がありますが、ポイントは悪質なというところであり、滞納常習者はやはりペナルティを果たすのが必要であると思います。常習滞納者に対しては、反対される支援団体で保証を行えばいいだけの話ですので、このような社会常識から外れた反対意見には惑わされず、早期のデータベース化をされることを望みます。