住宅版エコポイントについて
国土交通省は2009年度第2次補正予算案に盛り込まれた省エネ対応型住宅の新築や改築を行った場合に、商品やサービスと交換できる「住宅版エコポイント」制度の概要を発表したそうです。給付する具体的なポイント数(1ポイント=1円相当)は検討中だが、新築は1戸あたり30万円、改築は窓の断熱改修(10枚)を15万円相当とする方向で調整を進め、今年1月中にも最終決定するとのこと。
エコポイントの対象となるのは、新築住宅の場合、外壁や窓の断熱性の高さに加えて、消費電力が少ない給湯や冷暖房を使っていることが条件で、第三者機関の認定を受ける必要があり、改築の場合は、二重窓の設置や、床や外壁に断熱材を使った工事が対象で、工事の証明書や現場写真などの提出を求めるようです。条件を満たせば、エコ改築以外のバリアフリー対応の改築にもポイントを給付するようです。
社会資本の優良なストックをつくるのと同時に景気浮揚に対する施策だと思いますが、それよりも不動産取得税なる余計な税金を失くしていただく方が、余程、エンドユーザーや景気浮揚にとって有難いのではないでしょうか。売買契約書に印紙を張ることで間接的に税金を支払っているのですから、更なる課税は必要ないのではないか・・・住宅に関する税金の管理一元化および小手先ではなく減税による更なる景気浮揚もお願いいたします。