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難易度解説

【個人編】Case2.ローンの支払いが3ヵ月未満遅延滞納している

【個人編】Case2.ローンの支払いが3ヵ月未満遅延滞納している

借金を理由とした親子・親族間売買の成功難易度

難易度
◎:ハードルはまだ低い
緊急度
〇:急いだ方が解決し易い
専門家との連携の必要性
〇:専門家はスムーズなローン対応可能
ローン審査
≪専門家あり≫〇:審査に通り易い
≪専門家無し≫△:審査に通る可能性がある

解決方針

 遅延延滞をしているが、まだ売主のローン元の金融機関から、期限の利益の喪失(一括弁済の請求)など、何も指摘がなければ親子間・親族間売買での解決は比較的易しいかと思います。
 この段階だと、買主がローンを組んで親子間・親族間売買を行う場合に、買主の相談先の金融機関からは、借金を理由とした売買とは見なされず、親子間・親族間でのローン借り換えに近い扱いを受けるため、買主もローンを組みやすいからです。また、売主の詐害行為取消権もあまり考えずに済みます。
 ただし、遅延延滞が一般的に3ヵ月ほど続く(CASE3以降)と、期限の利益の喪失、もしくは買主が相談をする金融機関もそれに近い扱いを行いますので、まず、買主がローンを組む場合は厳しい反応が返ってきます。端的に言うとローンは難しいです。また、その先は何かと手続きに時間がかかるので、悩んで何もしないと、あっという間に競売まで進んでいきます。そのため、ローンの支払いは管理し、また小まめに金融機関に相談を行い、できるだけ遅延延滞を進ませず、このCASE2の状態を引き延ばしをして、できるだけ親子間売買は急いだ方が良いでしょう。その他はCASE1をご参照ください。

解決方法

 解決までの道のりは、以下のとおりです。
1.売主のローン元金融機関に「返済残高」を確認する
2.自分で検討し、または専門家に相談をして、「親子間・親族間売買が可能」かを確認する
3.売主と買主、(専門家)で売買価格(時価)、かかる税金を確認する
4.売主と買主、(専門家)で無理のない資金計画を確認する
5.「親子間・親族間売買」を進め、2~3ヵ月後の解決を目指す
6.問題が解決する
 
 売主のローン残高は、遅延延滞金や手数料等も加味する必要があります。そこで、融資元の金融機関に「●月●日に売買で返済をしたいので、返済しなければならないローン残高を教えて欲しい」と伝えて、返済残高を確認しましょう。
 その上で、親子間・親族間で売買を検討し、買主がローンを組む場合は、金融機関と相談をして話を進めていきましょう。多少なりとも時間の余裕があるのが救いです。また、詐害行為取消権はこの段階で、その有無を確認しなくても済むので、その確認にかかる時間を考えずに済みます。そのため、スムーズに進めば、2~3ヵ月には問題解決となるでしょう。専門家の利用は、できれば依頼をした方が良いとは思いますが、依頼せずとも何とか解決できるのが、このCASE2の状況です。
 その他については、CASE1をご参照ください。

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